ペットの最期。〜後悔ではなく感謝の気持ちに〜

カテゴリー │ペット

こんばんは。

ペット専門のエンゼルケアで飼い主様のサポートをしたり、ペットそっくりのぬいぐるみをペットロス緩和の為に制作したりしています。

さて、
皆さまは『大切な人やペットが亡くなった場合、その亡骸に対して何と声をかけますか?』

大切な人や家族の一員であるペットが亡くなってしまった時には、ほとんどの方が【感謝】の言葉を伝えるのではないでしょうか。

私の父は、12年前に肺ガンと宣告され
2年間の闘病生活の末、亡くなりました。
私が15歳の時でした。

私が父と過ごした15年間の人生で
父に【感謝】の言葉を伝えた記憶は2回だけあります。

1回目は小学生の時です。
ずっと欲しかったプラモデルを買ってくれた日に
「お父さん、買ってくれてありがとう!」
と伝えました。

普段は恥ずかしくて言えなかったですが
この時ばかりはかなり嬉しくて言えたのを記憶しています!

そして、2回目は
父が亡くなった時でした。
棺に納められた父に生花を手向けている時。。
いわゆる、父の姿形に触れる事が出来る
【最期の瞬間】でした。

私は「今まで本当にありがとう…。」

と呟きながら
頬を1回だけ触ったのを鮮明に覚えています。

この時は
感謝の言葉以外見つかりませんでした。


私はペットのエンゼルケアを専門に活動しており、多数のペットの死に立ち会ってまいりました。その際、気付いたことがあります。
飼い主様は最愛のペットちゃんに対して感謝よりも【後悔】という感情が先にくる。ということ。

私の場合は、2年間の闘病生活を間近で見てきたから、なんとなく心の準備が出来ていたのだと思います。

だから後悔よりも感謝の言葉を言えたのだと気付きました。

しかしながら、事故や病気によって、突然亡くなることがあります。

そうした経験をされた方は後悔が残ります。

例えば
・あの時、病院に連れて行ってあげれたら…
・もっとたくさん遊んであげれば良かった…
・なんで病気に気付けなかったんだろう…

様々な【後悔】がございます。

私はご依頼主様の【後悔】を
『今まで本当にありがとう』という
【感謝】の気持ちへと変えていきたいと心から思っております。

父の死を経験して思う事は
命あるものは必ず最期を迎えます。

その際に、後悔の気持ちが強いと
故人との楽しかった思い出までも悲しい過去になってしまいそうです。

私は、感謝の気持ちを持つ事で
過去の出来事や判断を肯定し、良い思い出で埋め尽くす事が出来ると思っております!

ペットのエンゼルケアは
飼い主様が大切なペットちゃんに対して
してあげられる最後の贈り物です。

愛情をたっぷりと伝え
綺麗な姿で、天国へと送ってあげませんか?

飼い主様とペットちゃんの想いを紡ぐお手伝いをさせていただきます。



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